はじめに

元中学受験プロ講師のY.Tです。

 

最近テレビ放映などもあり、

中学受験の需要が高まってきている兆しが見えていますね。

 

しかし、中学受験といえば「算数」などの

見るからに難問である科目ばかり注目されているきらいがあり、

塾業界に携わっていた身としては非常に違和感があります。

 

中学受験を通し長く塾業界に身を置き、

その経験を通して得た個人的な見解ですが、

中学受験でもっとも大切なのは「国語」であるといえます。

 

後述しますが、国語は5教科すべての根底に流れる

「基礎の中の基礎」であるためです。

 

中学受験では算数などの配点が高いですが、塾業界では

「国語の指導がうまい塾は難関中学校への合格者が多い」

なんていう(嘘か本当かわからない)都市伝説もあるくらいなんですよ。

 

 

気づかれていない、国語の重要性

国語という教科は、得意としている子は

放っておいてもとことん伸びていきますが

反面、苦手意識を持っている子はとっつきにくさを

どうしても覚えてしまう難しい教科のひとつです。

 

しかし、国語はもっとも身につけておかなくてはならない教科。

 

なぜならば、単純な話ですが問題文はすべからく

日本語で書いてあるものしかないためです。

 

つまり、問題文の言葉の意味がわからなければ

読解力が低ければ、たとえ学力そのものが高い子どもでも

それだけで大失点をしてしまう危険性があるということです。

 

昨今の中学受験では算数の文章題すら長文化しており、

「読解力」は中学受験でもっとも求められる合格のキーワード。

 

塾業界でも、昨今は思考力に特化した

独自メソッドを築いている中学受験対応塾の増加は話題です。

 

国語はそつなくこなす子どもも多い科目のひとつですが、

言葉の意味、文章をとらえる力などは

じつのところ理解しきっている子どもさんは少ないです。

 

使い慣れている日本語の科目「国語」だからこそ、

徹底した深い理解は必要となってくるのです。

 

 

中学受験は国語ができなきゃ

「国語」は当然ながら日本語の教科。

 

そして日本語の表現の奥ゆかしさと、行間を読むすべを学ぶ科目です。

 

中学受験における国語は、大学生でも読むのが難しいと思われる

長く複雑な心象描写が多用された小説の一場面や

読み取った情報をもとにして

自分自身の考えをアウトプットしていくことが求められる

複雑かつ動きのある手ごわい教科です。

 

特に最近では学生本人の個性や思考に注目した出題傾向が強く、

鋭い共感性と豊富なボキャブラリーは

中学受験をするならば必ず身につけておかなくてはいけない

必須スキルとなってきています。

 

長文や難問の多い中学受験問題に立ち向かうために、

国語の学習はメリットも多く、何よりも必要な学習です。

 

なんで国語が必要なの?

「国語」という科目は、ひとたびマスターしておけば

5教科ほとんどの解答がスムーズになるばかりでなく、

文章題で問われている内容へのより一層深い理解を実現する

極端に言えば、魔法のような教科です。

 

なぜここまで言いきれてしまうのか、懐疑的に思いますよね。

 

しかし理由は単純明快で、問題文のすべてが

「国語」、すなわち日本語で書かれているためにほかなりません。

 

子供だましのような理由に思えるかもしれませんが、

昨今では算数の文章題にも

長文や会話文、さらに読解力をもとめるものが頻出し、

中学受験生にとって「国語力の高さ」は、

大前提として求められる能力になりつつあります。

 

また、中学受験ではあらゆる教科において

「ひとつの物事への深い理解・関心」を問うものも

かなり多く出題されるという、中学受験特有の傾向があります。

 

算数では文章題で問われている内容を正確に把握する力、

理科では花の部位などを言語として説明できる能力、

社会では時事問題に対する理解とそれを説明する力が、

それぞれ求められるスキルとなっています。

 

「国語力を上げる」ことは、中学受験の5教科すべてを

一段底上げすることが実現するともいえるでしょう。

 

読解力を問われる中学受験

上記のように中学受験では、あらゆる場面で

高い洞察力と問いをくみ取る力、

さらに解説力といった多様なスキルが求められることが

すこし見えてきたかと思います。

 

特に読解力・語彙力につながる部分は

塾業界でも子どもたちにぜひ強化してほしい能力として

力を入れている場所も多いところです。

 

いかなる中学受験の出題内容でも

高い語彙力・読解力・理解力が必要となり、

またそういった力をつけていくことは

たくさんの本に触れることでもあるため

中学受験でもっとも問われることの多い

「子ども自身の思考力」といった面でも成長が期待できます。

 

 

国語を学ぶ目的は流行の記述問題

昨今の中学受験の国語では、記述問題ブームとも呼ぶべき

「考え方を書かせる」設問が各校で見られるようになっています。

 

難関中学校の中には大人でも答えるのが難しい

経営戦略を考えさせるような答えが多岐にわたるような問題や、

東大生でも読めないといわれる長文、

また文章に書かれていることを正しく受け取ったうえで

いかに自分の考えに発展させていけるかを問うものが頻出。

 

また、記述問題は算数に次いで

配点が高く落とせない設問のひとつでもあります。

 

社会がグローバル化を迎えたことで、

中学受験の現場にも「即座の判断力」が強く求められてきており、

それを見るに、いわゆる「正解のない科目」である国語は

まさにうってつけの評価指針。

 

記述問題は国語だけにとどまらなくなってきていますが

国語での「記述」に強くなっておくことは

様々な教科において、判断力と思考力が向上するきっかけにもなります。

 

記述問題って何?

さて、ずっと出てくる「記述問題」というキーワードですが

そもそも何を指す言葉なのでしょうか。

 

記述問題とは、自己表現を見るための

「考え方や発想を書き出させる問題」、また

「提示した情報を正確に受け止め切れているか」

といった、受験生に備わっている素質をみる問題のことです。

 

書きたいことはあっても、語彙力の少なさゆえに

記述問題を苦手とする子どもたちや

読解力を上げ切れていないがために、

設問の情報を誤って解釈してしまう子どもたちは

塾業界にいたときから、何人も見てきた事例です。

 

最近、記述問題は理科や社会など、

国語とはまったく土俵の違う教科にも導入され始めており

「起こってしまった結果」にどう反応するかという問い、

「どう感じ、自分ならどう動くか」という

想像力や共感性をみる問題も増えてきているため

国語力はすべての根っことなる力となってきています。

 

読解力・語彙力・思考力は国語で

上記のように、記述問題の出題は多くの教科に広がってきており、

情報処理のための読解力、

考えを正しく表現するための語彙力、

受け止めた情報を知識と結び付けて

アウトプットできる思考力は、

国語の記述問題で鍛えていくほかありません。

 

さらに、記述問題はその配点の高さも特徴です。

 

国語の教材に使われている小説や論文などを通し

文章そのものに親しみを持つという過程は、

受験生本人の素質を高め、合格への近道を切り開いてくれます。

 

 

家庭学習におすすめの国語教材はたくさんある

塾業界で長く勤めていた身からすると、

国語の記述問題はそれを指導できる

しっかりとした指導力と信頼できる人柄を備えた専門講師に

頼ることがなによりもおすすめしたいところではあります。

 

しかし、様々な事情からそれが叶わない場合、

家庭学習という手段で中学受験に挑むほかありません。

 

中学受験は近年ブームになりつつあるうえ、

学校教育の革新などの影響で

そのテスト内容も年を追うごとに変化しているため

最適なテキストや指導法が、

溢れすぎていてわからなくなりますね。

 

そんな時、「塾業界で売れていること」を参考にすると

比較的、塾と同じような学習を実現できるかもしれません。

 

このサイトでは、そんな塾業界で売れている

おすすめ国語問題集を紹介していこうと思っています。

 

まとめ

いかがでしょうか。

 

国語が、全教科共通の根を張っていることが

お判りいただけたかと思います・

 

とはいえ、国語を勉強したいにしても

問題集は多岐にわたるためどれから着手すべきかはわかりません。

 

また、得手・不得手の顕著に分かれる国語という教科は

保護者が教えるにしても感覚的なことが多く、

苦手な子どもに教えるとなると

かなり高度な指導力と理解力が必要となり、困難です。

 

頼れる講師もいつでもすぐ近くにいるわけでもありません。

 

必然的に家庭学習を余儀なくされるというものの、

ただやみくもにやっているだけでも国語の成果は出ないばかり。

 

それなら、頼れる塾講師・塾業界の選んだ

「塾業界で売れている」国語のテキストに頼ってみるのはいかがでしょう。

 

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ランキング形式でご紹介していきます。