中学受験の国語では、言葉を豊富に知っているかにくわえ、

言葉の意味をしっかりと理解しているかどうかといった

「使い方」を問うものも多く出題されます。

 

中学受験の国語は、漢字や読解もさることながら

慣用句や熟語問題、作文など

感受性や応用力に依存した抽象的な学びが中心です。

 

このため、中学受験国語では

子どもたちが国語や言葉といったことに対して

少なからず興味を持てないと

高得点をとることはなかなか難しいものになります。

 

とくに国語の中でも「慣用句」は異彩を放つ難しさで

一見しただけでは同じような意味に見えるもの、

意味は通じるが日本語がねじれているものなど、

繊細な日本語力が問われてくる入試問題も多数。

 

繊細な語彙力が身についていなければ

似たような言い回しや意味の誤解など、

見落としがちなミスが多発する地雷原でもあります。

 

国語嫌いの子どもにはとくに勉強の難しい慣用句。

 

今回は塾業界の観点から、国語嫌いな子どものための

分かりやすい国語教材を、ランキング形式かつ

解説やよもやま話を交えながらご紹介していきます。

 

 

中学受験国語の中でも複雑怪奇な「慣用句」

「慣用句」とは、いうなれば比喩表現のようなもので、

身の回りの何気ないモノや動物、自然、食品などを用いて

日常の様子や人々のしぐさや身の振りを

シニカルに表現した定型句のことを指します。

 

ことわざと混同されやすい慣用句ですが、

「ことわざ」は結果や結末を抽象的に描き

想定されることを格言として表現するものが多いのに対し、

「慣用句」は動作やしぐさなど

現在進行形で動いている事実を表現するものが多くあり、

どういう状況を描いているのかを的確に察知し、

覚えていくのに時間がかかってしまうのが

大きく違う特徴として挙げられます。

 

さらに慣用句は「猿も木から落ちる」などといった

インパクトが強くビジュアルが想像できることわざの特徴と違い

「舌の根の乾かぬうち」や「顔をつぶす」など

一見しただけでは意味を瞬時に捉えることが難しい

抽象的な表現が多く用いられているため、

覚えて使いこなすのには、感覚も必要ですし

かなり日本語に親しんでいなくてはなりません。

 

また、慣用句の使い方はとくに覚えるのが難しく、

表現の中に比喩的に出てくるものが多いため、

普段から小説などを読んでいたりして

日本語の繊細なリズム・呼吸に

慣れている子どもであればよいのですが、

国語が苦手な多くの読書嫌いな受験生にとっては、

より一層このあいまいさの残る日本語と

イメージとしてとらえづらい概念的な表現方法に、

手ごわさを感じ苦戦を強いられてしまうようです。

 

 

中学受験塾業界でも教えるのに手こずっている!

じつは、中学受験塾業界でも

無数にある慣用句のほとんどを

子どもたちに教えていくのは非常に手こずりますし

微妙な意味のズレが大変な誤答を

招いてしまいますから、

言葉の持つ意味をひとつひとつ正確に教えていくのには

大きな苦労を伴い非常に手こずります。

 

また、慣用句・ことわざになじみのない子どもたちにとって

慣用句は覚える語数も多く、言い回しも古めかしく複雑。

 

そういった表現方法を瞬発的に思い出させるよう

上手に誘導し教えるというのは

非常に難易度が高い芸当にほかならず、

誰にでもできる技というわけでは決してありません。

 

塾業界に長く身を置くプロ講師でも、やはり

暗記物の多い科目を教える際は、

自分自身の知識をきちんと照らし合わせることはもちろん、

いかにきちんと言葉の意味を届け、

使ってもらえるかまで計算して指導しているため

他科目に比べてかなり手を焼くという特徴があります。

 

慣用句は文中の登場人物のささやかな描写・表現に

差し込まれることがほとんどの定型句であり、

また、描かれている表現そのものの裏に

本来の意味が隠されているなど、

苦手な子どもにとってはなんともトラップの多い

「ひっかけ問題」のように感じられているかもしれません。

 

そういったややこしい慣用句ですが、塾業界関係者は

子どもたちに言葉を届けるため

日や奮闘し、手を尽くしています。

 

 

慣用句が苦手な子どもの特徴ランキングBEST3

慣用句が苦手な子どもは、すべからく

算数など答えが明確に決まっているものを

得意とする子どもの数が圧倒的であり、

国語のようにあいまいさを楽しみ、想像力を重要視する

「イメージ」の教科には弱い傾向があります。

 

そのため、国語・慣用句を苦手とする子どもたちは

国語を感じるのではなく考えている傾向にあることは

塾業界でも有名な話です。

 

ロジカルな思考回路は、今後の中学受験勉強、

果てはその先の高校・大学・就職といったところまで

非常に有利に働くことは間違いありませんが

国語に関して言えば、論理で理解しようとすると失敗してしまいます。

 

なぜなら、国語はあらゆる可能性を持った

何通りも正解がある未知の教科であるためです。

 

答えや道をひとつだと決めてかかると

趣のある表現に対しても決めつけや先入観、

また言葉の裏や「行間を読む」ことに疎くなってしまうため、

とくに慣用句などの皮肉やユーモアのきいた

言い回しなどになってくると、

描写されている状況のその先を

読むことが難しくなり、

「国語が苦手」となってしまうのは、

塾業界でも有名なおはなしです。

 

慣用句が苦手な子どもの特徴ランキング第3位:解説で覚えている

意外に思われるかもしれませんが、

塾業界でもたびたび語られる

「慣用句が苦手な子どもの特徴」のひとつに

「国語問題集の解説で慣用句を覚えている」

というものが挙げられます。

 

国語の解説ですから、もちろん

問題集の解説で慣用句を勉強することは

当然といえば当然のことではありますし

決して、間違っていることではないでしょう。

 

しかし、国語問題集や教科書の

慣用句の解説項目に書いてあるほとんどは

慣用句が出来上がるまでの語句の組み合わせや

同語を使った慣用句の例など

慣用句そのものの魅力や表現の広がりというよりも

用例や種類を掲載した、まるで図鑑のような

ロジカルな「なりたち」の説明文ばかりです。

 

そのため、国語や慣用句を苦手とする受験生は

中学受験に出題される例題文のうえで

同じ状況を描いた違う言い回しなどといった

読み込みが求められる表現に直面すると、

途端に行間を読むのがおろそかになってしまい、

時には頓珍漢な回答をしてしまう、

ということも珍しい事態ではありません。

 

慣用句は「語句」と「意味」と「使い方」の

「ひとかたまり」で覚えなくてはいけないもの。

 

国語や慣用句を苦手とする子どもこそ、

まとまった知識として身につけておく

必要性があるといえるのです。

 

慣用句が苦手な子どもの特徴ランキング第2位:感受性に乏しい

中学受験では、国語のみならず

受験生にはすべからく「感受性」が求められ、

また感じたことを的確に言語化できる「語彙力」も

非常に重要視されるポイントです。

 

こと中学受験国語では

意見や感じたことや感想を書き出す

「記述問題」が流行しているため、

感受性を鍛えることは語彙力をアップさせることと

ほとんど同義といっても過言ではありません。

 

また、繊細な表現や語句そのものの意味よりも

少し深いところに真意があるといったことが多い

「慣用句」においては、こういった感受性や

心象描写を察知する「カン」のようなものは

敏感であればあるほど有利であり、

さらにそこで感じた事象を的確に言葉にできるような

語彙力をつけていれば、

感情を表現する際に自然と言葉もあふれ出るため、

必然的に「国語に強い」子どもに育つのです。

 

こうしたことを解決するためには、

まずもって実体験を伴わせなければ意味がありません。

 

中学受験生となると塾や自宅に缶詰めになり

(風をもらうなどの合理的な理由も含め)外出を控えて

勉強ばかりしているイメージがありますが、

中学受験で求められる感受性や思考力をはぐくむためには

外での「遊び」体験も非常に重要です。

 

予期せぬトラブルや発見がある外遊びの中では

自主性・感受性・共感性・思考力のどれもが

まんべんなく育つといえるため、

中学受験を早くから計画しているご家庭でも

子どもには「外遊び」を

ギリギリまでさせておいたほうが、

結果としてハッピーエンドを迎えることが出来るといえます。

 

慣用句が苦手な子どもの特徴ランキング第1位:本を読まない

これは慣用句に限った話ではなく、

国語が苦手である子どもたちに共通していえることであり、

もはやそもそも論のお話になってきてしまいますが、

本を読まない子どもは、国語の魅力でもある

「言葉遊び」に触れる機会もかなり少ないため

当然ながら、比喩表現や教訓風の言い回しが多い

慣用句に、苦手意識を持ってしまうという特徴があります。

 

「読書」は中学受験国語を攻略するうえで

極意とも基本ともいえる必修化だいですが、

国語が本当に苦手な子どもの中には

生粋の文章アレルギーである子どもも

少なからず存在しています。

 

塾業界でも文章アレルギーの子どもに

じっと読むということに慣れてもらうのは、

その次のステップに進んで国語を教えていくことより

ずっと難しく、いつまでも乗り越えられない壁となっています。

 

文章アレルギーの子どもに本を読ませる、という技は

漫画も児童書も読まないという

筋金入りの本嫌いな子どもには通用しないことばかりです。

 

とはいえ、中学受験をするのであれば

国語のみならず、文章に慣れておくこと、また

書いてあることばを深くくみ取れる能力は

早急に付けておかなくてはいけない必須スキル。

 

ですが、何も読書だけが言葉に親しむための

ツールであるというわけではありません。

 

読むことが難しいのであれば、演劇・映画・落語などなど

小学生にあまりなじみのない言葉が

たくさん使われている感覚的な媒体から

日本語に興味を持たせるという手段がおすすめです。

 

 

塾業界でささやかれる慣用句「苦手のデメリット」

慣用句とは、置かれている状況や偶然のしぐさを

シニカルかつユーモアたっぷりに表現した定型句です。

 

慣用句は少なからずひねり、含みのある言い回しや

状況を別の事象にたとえた比喩表現が多く、

また似通った表現が多く使われているため

意味も誤って覚えてしまいやすく、

国語が苦手な子どもたちにとってはまさに難攻不落。

 

中学受験国語において慣用句を習得するためには

国語への確かな理解力はもちろんのこと、

比喩表現と想像力を直結できる柔軟性も大切。

 

比喩表現と想像力の「直結」とは、

著者があえて読者への想像力の余白を残し

あいまいな表現や慣用句に依存した描写で

登場人物の様子や心境を描き出したときに、

いかに登場人物の気持ちや

著者の言いたいことをくみ取れるか、という

ある意味読解力に似た力のことを指しています。

 

慣用句が苦手である子どもは

この「直結」がうまくいかない場合が多いため

必然的に国語の読解にも支障をきたしてしまいます。

 

また、読解がうまくいかないということは

中学受験国語の例題文に起用されている文章を

ひとつのまとまった事柄として捉える

想像力もうまく育っていかないということです。

 

ここでは、上記2点について詳しく解説していきます。

 

デメリット1:読解に支障が出る

中学受験国語で使われる例題文のほとんどが

慣用句や比喩表現を多用して

読者に情景や心情への想像をゆだねるといった

「考える」内容のものです。

 

中学受験で心象描写の想像に余白を残した

例題文が多用される背景のひとつに

子どもの共感性の高さや読解力といった

基本的なスキルのほか、

成熟度や知識量、経験といった総合的な面でも

受験生の適性をジャッジできるという

メリットが挙げられます。

 

そういったとき、慣用句の

正しい使い方が分からなければ

読解に苦労することはもちろん、

目が滑るだけで読み下すこともままならず、

適性がないと判断されてしまう、

つまり不合格の焼き印を押されてしまうのは

逃れられない事態です。

 

また読解力が不足している場合、

慣用句の意味だけを突出して覚えていても

前後のつながりや状況・心象などの

物語自体の背景を掴み切ることが出来ないため、

アンバランスな読み解きになってしまうことは

ある意味では必然といえることといえます。

 

デメリット2:想像力が育たない

慣用句のほとんどが

状況を比喩、あるいは揶揄した

皮肉とユーモアにあふれる表現方法ばかり。

 

額面通りに受け取れない抽象的な表現をはじめ、

小学生が使わないような古風な言い回しや

現代の感覚ではいまいちピンとこない言葉選びのために、

理解に苦しむ受験生の数は少なくはありません。

 

また、単純に書かれている表現を想像しただけでは

意味をくみ取れない慣用句の数もかなり多いため

意味を受け取って思い描くよりも

一歩踏み込んだ発想力が求められてきます。

 

しかし、慣用句が苦手である子どもは

慣用句の比喩表現と想像力が

直結しない場合がほとんどで、

使われている慣用句の意味を理解する

という段階において、

慣用句で表現された状況が

どういったことを指すのかはわかっても

的確な使いどころを見極めたり

背景にある感情を読み取ったりといったことは、

あまり得意ではないという特徴がみられます。

 

中学受験における国語では受験生の想像力を

試す問題や感性を問うものも多く出題されるため、

共感性などにもつながる想像力は

意図的に伸ばすようにすべきであり、

またその想像力の高さは国語力にもつながり

慣用句をマスターすることにもつながっていきます。

 

 

中学受験塾業界でも慣用句は強敵?

中学受験で慣用句を苦手とする子どもに

慣用句を教えるというのは、塾業界でも

非常に難しい授業となっています。

 

なぜなら、慣用句には日本語特有の繊細な描写や

多様な意味にもとらえられる

抽象的な表現が多く登場するため、

状況によって使い分けなくてはいけない部分、

さらにそれを論理的に説明し

「国語が苦手」である子どもたちに

理解、そして応用まで出来るように指導し

国語力を引き上げていくことは、まさしく

難解を極めるミッションにほかなりません。

 

また、国語を苦手とする子どもたちの中には

こういった国語特有の微細な「表現の違い」や

細かく枝分かれした「語句の使い分け」といった部分が

いまいちわかっていない場合が多く、

国語の根本的な部分を理解できていることが

前提となってすすむ慣用句の学習に関しては、

かなりの教えづらさを伴い、また

慣用句の繊細な表現をねじれて伝えないように

細心の注意を払う必要もあります。

 

さらに、中学受験に挑む受験生は当然小学生ですから、

国語の微細な表現や複雑な描写と

実体験が伴っていないために想像がつかない、ということも

しばしば起こりえる事態。

 

ゆえに、中学受験塾業界においては

受験生である子どもたちの目線に立つことはもちろん、

表現の細やかな部分の読解を

受験生の経験や価値観に依存しすぎないように

非常に客観的な指導がよりシビアが求められ、

また中学受験塾業界の指導の場では、講師自身も

自分の国語の表現に関する解説が

フラットで客観的なものか、しっかりと気を付けています。

 

 

塾業界でも有名な「慣用句をマスターするコツ」

中学受験塾業界では、国語が苦手な子どもたちへ

慣用句を教える、指導するといったことに

非常に神経をとがらせているということは、先述の通りです。

 

とはいえ、中学受験塾業界全般で

慣用句を教えることにいつまでも苦心している

というわけでは決してありません。

 

中学受験塾業界には、

長年の受験戦争で培った経験から出された

ポピュラーな方法というものが存在します。

 

とはいえ、みなさんが聞いたことがあるかもしれない

たくさん読書をして語彙力や

知っている漢字を増やしたり、

語彙力をもとに情景を思い描き

想像力を鍛える、といった一般的な手法も

コツの中心には含まれています。

 

また、読書をして得たボキャブラリーや

インスピレーションを

こまめにアウトプットしていくことも

中学受験国語における学習ではとても大切。

 

中学受験では受験生の持っている感受性や

発想力、機転の良さなどといった

性質的な面もおおいに評価基準となってくるため

インプットとアウトプットを繰り返し

ヒラメキやすい思考をつくっておくことが

国語のみならず、中学受験における

ひねりのある問題に立ち向かうために有効です。

 

慣用句を使って、本を書く!

本を読む、ということの何が苦しいかといいますと、

他人の使う言葉のリズムにのりきれないだとか、

他人の頭の中を共有するというプロセスが

困難を極めている、などというのが

本質的な主原因として挙げられるでしょう。

 

読ませる本の言葉のリズムが子どもに合わなかったり、

「教育上よいとされている」本の設定などに

のめりこめないため、文章の上で目が滑ってしまい、

結果として集中力が散漫になり読めないということが起こります。

 

こうしたことが積み重なると

「読書はつまらない」という刷り込みが発生し

国語と文章が大嫌いな受験生が完成してしまいます。

 

もし読書にのめりこめない場合はいっそのこと、

子ども自ら物語を執筆してしまうと

慣用句も想像力も共感性も、

まとめて身につけることが出来ます。

 

突拍子もない手段とお思いかもしれませんし、

まずもって小学4年生以下の準備期間に縛られるという

条件付きの慣用句克服法になりますが、

子どもというのはある程度、

好きなアニメ作品やテレビ番組があって

世界観にのめりこんだり、テレビの真似をしたごっこ遊びなどで

少なからず想像力を働かせているものです。

 

本来、テレビや遊びというものと中学受験生は

切り離されることが多いものですが、

ここはあえて子ども自身の「好き」を逆手に取り、

慣用句ももちろん多用した

オリジナル、あるいは二次創作小説を

執筆させてみるのがいいかもしれません。

 

自分の作品を作り上げたりとか

アニメ作品やテレビ番組の世界を自分で好きに動かせることは

子どもたちにとっては快感そのものに違いありません。

 

また、作り始めると凝る子どもたちも圧倒的に多いため

遊びのような感覚で、日本語を

楽しく吸収していけるという期待が出来るのです。

 

想像力で慣用句を覚える

中学受験国語において何より大切なのは

描写されている情景や

登場人物の心のうちを読み解ける

共感性と想像力です。

 

また、慣用句がことわざと異なる部分は

慣用句が「その場で起こった新鮮な出来事」を

表現する定型句であるということです。

 

そのためとっさに言葉が出てくる深い理解と愛着、

また慣用句がビジュアルやイマジネーションと

つながっているかどうかということも

重要視されるポイントとなってきます。

 

また、しぐさや状況を表現した慣用句の意味を

ビジュアルで的確につなげることが出来ると

学習した慣用句の「意味」が何を指すのか

使うべき場面はどういったところか、といったことが

言葉をそのまま受け取るよりもずっと

生々しい感覚で吸収することができるため

文章と向き合う際の的確な想像力は

是非とも磨いておきたいところです。

 

 

読書が苦手な受験生は特訓ドリルで短期決戦!

とはいえ、すでに読書に強い抵抗感がある

受験生も少なからずいることは確かでしょう。

 

そういった場合は、そもそも慣用句を覚えるだとか

イマジネーションで映像的に意味合いを掴む、

といったことをするのが

そもそもいやになることもあり得る事態です。

 

また、根っからの国語嫌いな子どもたちは

中身の文章量が多いものや字の小さいもの、

もっとすれば、表紙に「国語」の文字があるというだけでも

一目散に逃げだしていくほどの

強い苦手意識を持っています。

 

そのように大きく育ってしまった苦手意識を

乗り越えて学習までこぎつけるためには

まず、慣用句学習の入り口を

「遊び」にカモフラージュすることが大切。

 

また、読書などのインプット媒体で

吸収しきれなかった・覚えきれなかった慣用句は、

まずはとっつきやすいドリルや

面白く学べる教材を利用し、

自分の思考力に頼りながら学習を進めていくほうが

インプットばかりの媒体よりもずっと効果的。

 

また、あくまでも国語学習を

コトバ遊びの範囲内で進めていくと

よりいっそうの定着率を期待できるかもしれません。

 

 

中学受験で慣用句を覚えるのに最適な問題集ランキングBEST3

さて、とはいえ中学受験国語のための

慣用句問題集はこの世に無数にあり、

どれがわかりやすく、また

国語・慣用句が苦手な子どもでも

とっつきやすい内容であるのか、一見しただけではわかりませんね。

 

そこで、長年数多くの子どもたちを見てきた

中学受験塾業界がおすすめする問題集を

手に取ってみることをおすすめします。

 

ここでは、中学受験塾業界がおすすめする

中学受験国語・慣用句の問題集や

さらりと入ってくる楽し気なテキストや参考書を

ランキング形式でご紹介していきます。

 

 

慣用句を覚えるのに最適な問題集ランキング第3位:小学生のまんが慣用句辞典 改訂版

小学生が知っておきたい「慣用句」約250語を厳選し、

読みやすく分かりやすいフルカラーの4コマ漫画形式で解説されています。

 

中学受験国語問題集の、補助的な位置づけで

息抜きとして読むにもおすすめの、ちょうどよい分量です。

 

塾業界ではテキストに依存する側面も強く、

子どもは叩き込まれたことを実践的に使うほか

理解するすべはありませんでしたが、

こちらは4コマ漫画というわかりやすい媒体で

日常でも使える常用慣用句、

ちょっと変わり種の常用外慣用句まで

幅広い知識を身につけることが出来るため、

語彙力の伸びにも期待できます。

 

慣用句の意味やことばの由来、使い方などがよくわかり、

中学受験でも役立つ語句が盛りだくさん。

 

同シリーズには「ことわざ」、「四字熟語」、「カタカナ語」の3冊があります。

 

漢字は小学2年生以上のものが多く出てくるため、

小学校2年生以下には読めない漢字も多くルビも少なめで、

解説部分のルビは、そのページに一度出てきた漢字には

ふられていないなど難易度は高め。

 

漫画のセリフ面など文章をしっかり読むタイプの子どもには

少しとっつきにくい印象もありますが、

慣用句の幅広い知識を身につけることが出来るという面では

非常に役に立つ、頼もしい1冊といえます。

 

 

慣用句を覚えるのに最適な問題集ランキング第2位:改訂版 中学入試にでる順 四字熟語・ことわざ・慣用句

中学受験でも頻出する四字熟語・ことわざ・慣用句を、

中学受験の独自の分析にもとづき、頻出約300語を厳選。

 

「でる順」を1から5に分けて掲載しています。

 

小・中・高校生向けのオンライン学習サービス・スタディサプリで

講師をつとめる今中陽子氏が監修しており、

難関校突破に必要なエッセンスも取り入れた直前期の追い上げにも最適な1冊。

 

もちろん、日常学習にも取り入れることが出来ます。

 

最新の入試分析に基づき、過去15年分

約100校の中学入試で出題された

四字熟語・ことわざ・慣用句を頻出順に掲載するだけでなく、

赤シートで消える、見開きで完結、手に取りやすい大きさなど

スキマ時間で学習できる手軽さも兼ね備えているため、

忙しい中学受験生にはぴったりであるとして

塾業界でもおすすめする1冊です。

 

テキスト内の「入試で差がつくポイント」では、

思考力・応用力といった、

中学受験で重視されるポイントも抑えた

独特な切り口の問題も掲載されており、

さまざまな問いかけに対応できる力を

同時に伸ばすことも期待できます。

 

 

慣用句を覚えるのに最適な問題集ランキング第1位:クスッとわらってサクッとつかえる 慣用句【中学受験まで役立つ/マンガ/語彙力】

中学受験国語の文章問題では、

問題中の難解語や慣用表現を知っているか、

正しい文脈の理解や読解はできているかが問われてきます。

 

こちらは中学入試に最低限必要な語彙365語を、

マンガで覚える学習参考書。

 

薄くて軽くて持ち運びにも最適な

お手軽なサイズ感であるにもかかわらず、

その内容は中学受験対策にもぴったりの

ボリューム感を誇っており、

お手軽さ+語彙力アップの両面で塾業界でもおすすめ。

 

中学受験をはじめ、

高校受験・大学受験対策を行う大手学習塾で、

約7万人の生徒が在籍している

栄光ゼミナールが監修しているとあって、

入試頻出語句もてんこもりの大満足な内容です。

 

言葉は使うことで初めて身に付くという考えから、

小学生でも体験しているような、

日常生活シーンでの「あるある」を

題材としたストーリーであるため、覚えた慣用句を

普段から口に出して使うのにも役立ちそうと

多くの保護者から期待の声が寄せられている点も魅力的。

 

日常会話に慣用句が登場する頻度が増える、

親や友達に実際に使って覚えることが出来るなど、

ただ読むだけにはとどまらない1冊になることは間違いありません。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。

 

中学受験における慣用句の学習は

非常に大変な苦労を伴い

膨大な数と覚えにくい意味合いのために

国語の得手不得手如何にかかわらず

中学受験生にとって立ちはだかる壁であることには

変わりありません。

 

とはいえ、学習は本当につらくなると

つらいばかりで何一つ身につかないものです。

 

国語や言葉といったものは詰め込む学習ではなく

コトバで遊びながら学習することもできる

包容力のある学びのひとつです。

 

また国語そのものには算数のような

明確な答えや形がないぶん、

非常に柔軟な教科であるといえます。

 

国語のみならず、学ぶということが

実は何にも勝る楽しいことであると

子どもたちにわかってもらう機会が

中学受験であり、受験準備でもあります。

 

上記で紹介した国語問題集・参考書は

中学受験塾業界おすすめのテキストであるだけでなく、

国語が苦手・慣用句が苦手である子どもたちでも

楽しんで学びに取り組めるよう

英知の粋をあつめて作成された

珠玉のテキストばかりです。

 

とくに、日常生活に密接して

慣用句を紹介・学習する手法は人気であり

小学生にとってはなじみのないアイテムや

古めかしい言い回しが

頻繫に登場する慣用句においては

わかりやすく実践的な、

画期的なテキストであるともいえます。

 

学習において大切なのは、

学習を楽しんで覚えることといえます。

 

きっと難しいことかもしれませんが、

知りたいという欲を刺激し

また遊びの中にうまく学習を取り入れていけると

豊富な経験が身につくだけでなく

知識のはばも、想像以上にぐっと広がりを見せてくれるでしょう。